自分の給与明細をチェックしたとき、残業代が払われていなかったら皆さんはどうするでしょうか?
上司に意見するのは印象が良くないからこのままにしておこう、1ヶ月分くらいどうってことないだろう。
こういった意識のままズルズルと何年も残業代が払われないままでいるというケースは夢の世界ではありません。
労働者である以上、自分の仕事に責任を持つと同時に賃金が払われているかを確認する義務があると考えましょう。
会社から賃金を受け取るという立場であっても、絶対的な上下関係ではありません。
むしろ、未払いの残業代を請求するのは労働者としての権利なのです。
そこで今回は、残業代を請求するときの方法について詳しく見ていきましょう。
会社側の意図的ではなく、過失によって残業代が支払われていないというケースでは、交渉によって残業代請求が終わることもあります。
基本的には上司に報告したうえで、会社側の担当者と話し合いの機会を設けてもらいましょう。
交渉で大切なのは、支払われていない残業代に関する説明です。
「今月分払われてないよ」と口で言っただけでは、担当者もすぐには話しを理解してくれません。
自分は今月これだけの時間残業したから、残業代はいくらになるはずだということをしっかり主張しましょう。
会社側が話し合いを持とうとしない場合には、自分の業務や残業代が支払われていない状況、請求する残業代の金額などを記載した文書を会社側に送付して反応を待ちましょう。
以上の内容を記した書類に反応が無いのであれば、内容証明で残業代を請求することになります。
なぜ内容証明を送るかというと、手違いで書類が届かなかったという理由で残業代を払おうとしない企業側の行動を封じるためです。
請求書の中には、残業代に関する消滅時効中断の催告についても記載しておきましょう。
残業代は2年で時効を迎えるので、催告によって消滅時効の進行を止めておくことが、訴訟になったときに役立つのです。
ここまでしても会社側が残業代を支払おうとしないときは、労働基準監督署に訴えるか、法廷で白黒つけることになります。
どちらにせよ重要なことは、訴えの主体となる労働者の側が未払いの残業代がある証拠を用意しなくてはいけないという点です。
そのため、会社との交渉が上手くいかなくなった時点で、労働問題の専門家である弁護士や労働基準監督署に相談し、証拠となる事柄についてアドバイスを受けておくと、その後の展開もスムーズに進むことでしょう。
泣き寝入りしていても残業代が天から降ってくることはありません。
残業代請求の方法を頭に入れて、適切な手段を選択していきましょう。

  • Posted on 28. 2月 2018
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